う~む 早すぎだろ…栗本薫氏死去

う~む 早すぎだろ…栗本薫氏死去Shift++β一応、一SFファンとしては触れておかないと…
「グイン・サーガ」作者の栗本薫氏、すい臓ガンのため死去 – GIGAZINE
日本SF黎明期からファンタジー系というか、そういうのを書いてきた人なんだけど、グイン・サーガは30巻くらい揃ってから読み出したかな?と
正直、50巻過ぎあたりまでは読んでたけど、余り、こういう系は好きではなかったんで、離れていたのは確か…

まぁ、そういう年になってしまったといえば、それまでなんだけど、作家の方々も亡くなった方が多く、殆どリタイヤというか、ガツガツ書き倒していた時期にリアルタイムに読めていたのは、この時代に生まれて良かったと思う

SFといえば何でもありという風に見られがちのところに、大御所小松左京とかが、何でもありを逆手にとって日本列島を沈没させ億単位の人を死なせ、それを豪快に笑い飛ばしてみたいな…
そんな中「100巻までは書く!」と宣言していた栗本薫氏なんだが、普通に100巻オーバーをしており、まさに神降臨みたいな

泣けはしなかったけど、巨星墜つ、というのが感想というか想い

ハード寄りというか、男っぽい方が好きなんで、昔だったら平井和正(狼男だよ)今時だと山田正紀、谷甲州あたり
SFマガジンもSFアドベンチャーも毎月買ってた時期があって、SFと呼ぶべきかどうかは別にして仮想世界の軍事ものなんかも大好きだったりする
佐藤大輔デビューは、ちょっと衝撃的だったかも(大石英司も)

で、栗本せんせ
どうしたって女性SF作家っていう色眼鏡で見られがちなところ、めちゃめちゃ先鋭的なSFというジャンルの中で、同じく先鋭的、というか、間違っても保守に偏らない世界で、伸び伸びと、微妙に革新的な事をされていたような…
ちゃんと「グイン・サーガ」以外のリリースもしてたし

時代が終わったとは思えなく、面白い本が少なくなったのは否めないとは思うけど
やっぱり熱かった80年代あたりに比べると、ちと寂しいんだけど
そんな中、黎明期からの作家で、一人気を吐いてた風の栗本氏の早すぎる死というのは、ちょっと寂しい
早すぎるだろ、と
本人も、きっとそう思ってらっしゃるに違いない
「何?なんで?」と自覚せずに浮遊してるか
ひょっとして面白がってたりするのかも知れないけど…

最近、遅まきながら宮部みゆき氏の本を2冊ほど読んだ
栗本氏が目を細めてるように思えたのは、このニュースを見る一月ほど前の事
ミステリ作家だというけど、んなもん、この日本には30年くらい前は存在しなった訳で、たぶん、SF作家かな?という位の認知になったんじゃないかと
同じようなミステリ仕立てのものを栗本氏も書いてるし、小松せんせはミステリ・青春・一応SF仕立てな話を書いてるし
当時はミステリが最新鋭のジャンルで、推理小説?風みたいな…

タイムトラベルで過去に飛んだらSFだったのが、飛んだ先の過去の事件を書くとミステリになるあたりが面白いなぁ、と
確かにミステリなんだけど…現代の感覚を持ちつつ過去という時代設定にたたないと成り立たない話が書きたければ、当たり前に書いちゃうわけで
要するに面白ければ何でもアリなところがヤクザなジャンルだったSFってのを広げてきた栗本氏たちなわけで、女流作家としても、目立たないけどピリっとしてたんじゃないかと

冥福を祈る…合掌

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