ダビング10に思ったことなど

ダビング10に思ったことなどShift++β「ここらが潮時と判断」ダビング10権利者が一転譲歩の舞台裏 デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS

椎名氏は委員会終了後に記者団に対し、妥協に至った背景を「権利者VSメーカーの原則論のぶつかりあいに終始し、肝心のユーザーが取り残されていた。我々が少しだけ考え方を変えることで打開できるなら進めたいと考えた」と説明した。

気づくの遅くね…

古めのニュースなんだけど、iPhoneからみとか、FireFox3.0リリースとか、案外、激動の一週間だったわけで、ショック、また、ショックって感じでもあったんだけど。

なんか、この人たち(権利者団体もメーカーも、だ)勘違いしているんだと思う。
そりゃ、権利者団体の人たちもユーザーであるわけで、メーカー側は、ずっとメーカー側なんだろう。メーカー側がユーザーサイドってのを気にするかっていうと、トレンドというか、ビジネス的な考え方で、まず絶対的な自身があって、その次の次あたりがユーザー(顧客=カスタマーかも知れないけど)っていう程度なんだろうと。

前提は間違ってないとは思う。
前述の通り、補償金を受ける側の著作権を持っている人々も、ユーザーたり得るから。
メーカー側の社員一人一人も、同じくユーザーたり得るんだろうけど、団体で、お互いの主義主張をぶつけ合うと、その個々のユーザーたり得るってのがなくなっちゃうってのが不思議。
ユーザーとして、どうなのか?っていう議論に、何故、ならないのか?
権利者、メーカー、っていう立場だけで本当にいいと思っているのか?
ひいては世界的に、文化という点で、置いてきぼりになる可能性もあるっていうのを理解しているのか?

メディアっていう媒体に対しての議論、制度の見直しは大いにやるべきだと思う。
遅すぎだろ、というのが正直な感想。
まぁ国民全部ブロガーみたいな時代が来るとは誰も予想してなかったし、国民全部PCユーザーってのも予想できないだろうし。

でもね、例えば、こういう事象も起きてるって事だ。
「蟹工船」という本が売れているらしい。
オンラインでフリーで読めるのに、だ。全国で30万部も売れているらしい。
著作権切れなんだかで、青空文庫でも読めるようになっているんだろうけど、こういう事象、事実を、どう説明して補償金とかって言うんだろう?「蟹工船」の印税って何処へ行くんだろう?って…下世話な心配をしてしまったり…

CDやDVDのソフトが全く売れなくなった、というのではなく、P2Pとかダビングの影響で売れ行きが落ちた(かも知れない)というのは、どうなんだろう?と…
出版業界は瀕死のところで何とか頑張ってると思う。本は好きだし、やっぱり活字で読むのと、ディスプレィで読むのとでは大違いだし。
人気漫画家のイラストでカバーを刷新したら売れ行きが変わったなんてのは、そりゃ当たり前だろ、と。
それなりのセールスプロモーションをちゃんと考えてやれば、上げるべくして売り上げは上がる筈なんだから。
一番簡単なのが、価格破壊で、一番難しいのが値段据え置きの品質を上げて認知してもらうこと。前者は、容易く崩壊するけど、後者は頑張った分だけ認知度は高まり、アホな事をしない限りブランドのパワーになったりする。つまり、よっぽど下手をうたない限り売れなくなることはない。
そういうのが企業努力だったり、著作権を行使すべき作品のクォリティーを高めるっていう事じゃないんだろうか。

利権というか、お金というか、そういうのはついて回る筈だと信じている。
まぁ制度だとか仕組みは、ナントカ団体の人たちに任せて、作品を作る人には頑張って欲しいわけだ。
実際、タダでいいから…っていう広める方法が増えている訳なんだし。
アマチュアとプロフェッショナルの差も狭まってきてるし、むしろマーケット(市場)は、アマチュアの取り込みこそがマーケットを席巻する方策である、と確信しつつあるみたいだし。
アマチュア、即ち、プロ並みのスキルをも持っているけど、好意的なユーザーっていう位置づけかどうかは別だけど。

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